Tさん これまでの経験を活かしさらに活躍できる環境がここにはある。

働く社員の皆様へインタビュー
入社前の就職活動、現在の担当業務そして職場の雰囲気などについて教えていただきました。

インタビュアー

今回お話を聞くTさんは、開発設計エンジニア/エレキの職種にご応募いただき、当社のクライアント先にてご活躍いただいています。量子力学の知識を活かし、現在は半導体装置の物理解析・改良の業務をされています。

ー Tさん、本日はよろしくお願いします。

Tさん

よろしくお願いします。まだ入社して数カ月とこれからの部分も大きいですが、少しでも入社を検討されている皆さんの参考になればと思います。

ー まずは、簡単に自己紹介をお願いします。

Tさん

Tと申します。大学・大学院では物理学の理論研究で博士号を取得しました。
その後、量子情報理論の研究を行い、量子コンピューターのアルゴリズムを考えたり、量子デバイスを実現するための理論研究などを行っていました。

物理学を長く研究されていたんですね。なぜ物理学を選んだのですか?

Tさん

高校で大学受験をするとなったときに、物理が一番面白いと感じたんです。
なので大学入学前に物理に関連した仕事につきたいなと思って、大学では物理学を専攻いたしました。

根本を学ぼうと考えていた時、素粒子に一番興味を持ったので関連する研究室を選びました。

ー なるほど。では就職活動ではどのように考えて動かれましたか?

Tさん

そうですね、やはり「物理に関わる仕事を続けたい」というのが大きかったです。

今まで研究としてはアカデミックな、何十年先に応用されるかもしれないといったものを自分個人の好奇心から進めていたのですが、企業での就職ですとお客様からのご要望に応える形で研究開発をします。

そういった目線の違いで、アカデミックな分野から離れてまず「企業で物理に関連した研究開発ができるところが良い」と考えていました。

その中でD4cテクノロジーは、これまでの私の研究内容と希望を理解したうえで「この案件はあなたにぴったりだと思う」と面接の中でクライアント様の事業をご紹介していただき、知識も生かせるし面白そう、と思って入社を決めました。

あとは会社ができたばかりということで、初期メンバーになれる機会はそうそうない経験で、活躍の場が大きいと思ったところもあります。

ー 当社がTさんにマッチした業務をご紹介できたようで嬉しいです!
実際今はどんな業務をされているのでしょうか?

Tさん

今のクライアント様は半導体業界の会社で、そこでいくつかの業務に従事しています。

入社後、一番注力しているのはソフトウエア開発です。 

クライアント様先で製造している製品に関わるプログラムの作成です。プログラミング言語自体は大学院の時から使っていたものがあり、その経験を活かし実際そのプログラミングを私で作成したところ、クライアント様内で高い評価を受け全体でも使っていただいております。

ー 入社すぐでお客様から高い評価を頂けるなんて、これまでの知識が活きている証拠ですね。素晴らしいです!
現在の業務でのやりがいはどんなところでしょうか?

Tさん

これは入社前との良い意味でのギャップになるのですが、入社前に説明頂いた内容よりも広い内容の業務をさせていただいている点ですね。

具体的な内容は機密情報となるのでお話しできないのですが、クライアント様先も自分のスキルを知っていただいているので、経験を活かして他の業務に従事出来ているのは全体を理解しやすく、やりがいにつながっています。

ー Tさんのご経験をより活かせる業務に就けているということですね。
職場の雰囲気はいかがでしょうか?

Tさん

プロパーの方々はためになる知識もありますし、私と同じように技術者として来ているメンバーは立場が同じということで話しも盛り上がることもありますが、特に分断されているということもなくごちゃ混ぜで話せる環境にあります。

クライアント様先は、初めは厳格な雰囲気のイメージがあったのですが、オンオフはっきりしつつも時々談笑が聞こえるような雰囲気ですし、プロパー問わず全員が社会人としてしっかりされている方ばかりなのでとても働きやすいです。

チームが分かれても「不明点は〇〇さんへ」と細かく教えていただけるので、その点も安心しています。

ー それはとても安心してお仕事ができますね。
私もTさんのクライアントは厳格なイメージがあったので、少々意外でした!

Tさん

ちなみに昼食はお弁当屋さんが来てくれたり、クライアント様先で朝注文したら昼にはそのお弁当が届けられていますし、500円程度で安いのに美味しいというちょっとした嬉しさもあります。

それは昨今の物価高の中、単純に羨ましいですね…
クライアント様でのやりがいや嬉しいことなどを教えていただきましたが、現在の業務の中で「この経験や知識が活かせた!」といったことはありますか?

Tさん

違うお客様ですと、もちろん異なる知識が必要になりますし、どこまで詳細に理解したいか?という点で違うと思います。

ただ私の場合は物理学を学んでいたこともあり、その素養が新しく学ぶ物理現象の理解に役立ちました。

また、理論研究で培った問題解決のために理論を組み立てる能力は、ソフトウェアのアルゴリズム設計の中で活かせていると思います。

他にはプログラミングの経験を持っている方は、それもかなり活かせると思いますね。

ー Tさんの場合は知識があるからこそ、深い理解が出来ているのだろうと思います。やりがいや難しいことをお伺いしましたが、その業務の中で採用研修担当はどんなサポートをしてくれましたか?

Tさん

入社後間もないというところもあり、私自身もおそらく「クライアント様にとって十分に業務をやれているのか?」というのが今重要になっているかなと思います。 

最初はうまくいかないことも結構あり、採用研修担当の方がクライアント様先と面談され、当時の私の仕事やその達成度などについて話し合いをしていました。

そこからその内容をもって採用研修担当の方が、「あなたが仕事を進めやすいように、毎日気づきの報告をしましょう」と提案してくれたんです。そこで実施したところ、自分の業務や行動を客観視しやすくなりその後から調子が上がり、クライアント様先でも褒められることが多くなりました。

こういった形でクライアント様先の面談をしっかり自分にフィードバックをおろしてくれた上で、改善してくれたのでとても有難かったです。

最初のうちは頻度も高く私と対面面談してくださり、現在も定期的に対面面談でフォローをしてくれています。

ー 両者を取り持って担当がアドバイスとフォローしてくれているのは、業務の中で安心感がありますね。
最後に今後のキャリアの目標などはありますか? 

Tさん

まずこの1年は今のクライアント様先で、今携わっている業務範囲をすべて出来るように数をこなしつつ、効率よく仕事をできるようになりたいと思います。

また、D4cテクノロジーのグループ企業であるデータフォーシーズ・D4cプレミアムはデータ分析を主軸としている企業のため、私のクライアント様内での活躍により、現在のクライアント様へデータ分析でのご支援ができるような橋渡し役としても活躍したいと思っております。

その先については何年後かはわかりませんが、立ち上げメンバーとして管理職側の期待もしているというお話をいただいており、私自身も興味があるのでスキルを磨いて、部下を持ち指導ができるようになりたいです。

ー 私たちも是非とも初期メンバーとしてTさんにどんどんキャリアを上げていただけることを楽しみにしております!
本日はインタビューありがとうございました!

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